血液検査alp、肝臓、胆道、骨、小腸などの障害など
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血液検査alp(アルカリフォスファターゼ)は肝機能や、骨の状態を調べるのに用いられます。alp(アルカリフォスファターゼ)とはエネルギーの代謝(リン酸化合物の分解)にかかわる酵素の一つです。肝臓や骨、小腸や、胎盤などに多く含まれています。肝臓、骨、小腸、胎盤に障害があると血液中に現れてきます。特にalp(アルカリフォスファターゼ)は胆道系の上皮細胞に数多く含まれているため、肝臓や胆道に異常があると、特に血液中にたくさん現れて、高値を示します。また、骨の病気などによっても高値を示します。これはalp(アルカリフォスファターゼ)が骨芽細胞にも多く含まれているためです。骨の病気で異常値を示す場合には、黄疸がないのと、GOTやGPTなどの肝障害を示す酵母の値も上昇しないことから、肝臓や、胆道の病気と区別することが出来ます。また、悪性腫瘍の骨転移を調べるときや、胎盤機能の状態を調べるときにもalpが用いられます。検査の方法は、血液を採取して、血清中のalp(アルカリフォスファターゼ)を自動分析器で測定します。基準値は103IU/l〜289IU/l(UV法)です。alp(アルカリフォスファターゼ)は骨が成長するときにも上昇します。ですから小児の基準値は、成人の2〜3倍の高値になります。alp(アルカリフォスファターゼ)が異常値を示す場合に疑われる主な病気などは、閉塞性横断、肝内胆汁うっ滞、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、脂肪肝、胆管がん、胆道炎、骨折、骨肉腫、転移性骨腫瘍、甲状腺機能亢進症などがあります。alp(アルカリフォスファターゼ)が基準値を超えているときには、腹部超音波検査や、腹部CT検査などを行い原因を探ります。さらにアイソザイムも測定します。アイソザイムとは、同じ働きをするのに分子構造が違う酵素群のことです。アイソザイムを調べることによって、原因が骨によるものなのか、肝臓によるものなのかなど区別することが出来ます。
*alpとは「エイエルピー」ですalkali phosphatase(アルカリフォスファターゼ)の略