尿検査ph、検査方法
尿検査phについてまとめてみたいと思います。
尿検査phは尿が酸性なのか、アルカリ性なのかを調べる検査です。尿phはからだの酸塩基平衡という、からだの酸度が、代謝と排出と摂取のバランスによって保たれている状態を表しています。そのバランス状態を調べることによって、腎疾患や、酸塩基平衡異常がわかります。尿phの基準値は試験紙法で 5.0〜7.0です。
尿phの検査の方法は、尿を採取して、試験紙を浸して色の変化の度合いによって尿の酸度を調べます。検査の注意点としては、尿を採取したら、すぐに検査にまわすことです。置いておくと尿の中の細菌が尿素をアンモニアに分解してしまい尿がアルカリ性になってしまいます。
尿検査ph、異常の原因
尿phの異常の原因として考えられるのは、まず、ph7.4以上のアルカリ尿の場合は、
●尿路感染症が起きて尿中の尿素を細菌がアンモニアに分解している。
●呼吸性アルカローシスや、代謝性アルカローシス等で体内の酸素不足や、炭酸水素イオンの増加を招くと血液がアルカリ性に傾き、尿もアルカリ尿になる。
**アルカローシスとは体液が著しくアルカリ性に傾いている状態です。これは体内の二酸化炭素の減少と、重炭酸イオンの増加が原因で起こります。主な原因は肺機能や腎機能の障害によって起こります。**
次にph4.5以下の酸性尿の場合は、
●呼吸系アシドーシスや、代謝性アシドーシスで体内に二酸化炭素が蓄積されると、酸性尿になります。
●運動によって体内に乳酸が発生したときにも酸性尿になることがあります。
**アシドーシスとは体液が著しく賛成に傾いている状態です。肺の機能が低下して、体内の二酸化炭素が増えることによって起こる、呼吸性アシドーシスと、代謝障害で血漿中の重炭酸イオンが減って起こる代謝性アシドーシスとがあります。
【尿検査の豆知識】尿には腎臓でろ過された余分な水分に、老廃物が溶け込んでいます。尿意検査で腎機能や、尿路異常などを調べる以外にも、いろいろな病気のスクリーニング検査としてたくさん利用されています。また、糖尿病などの代謝障害や全身の様々な状態を反映する検査でもあります。検査の目的によって、尿の採取方法が違ってきます。
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