パーキンソン病の原因、黒質、ドーパミン
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パーキンソン病の原因について、調べてみたので紹介したいと思います。パーキンソン病は脳の黒質と呼ばれている部分に、何らかの原因で異常が起り、ドーパミンという神経伝達物質が減少して、線条体からの情報が伝わらなくなって、パーキンソン病の症状が現れてきます。なぜ異常が起るのかという根本的な原因は、まだわかっていません。しかし病気の仕組みや、どのように病気が進むのかは、結構解明されてきているようです。脳の中の線条体は体を動かすときに、どの筋肉をどのように動かすか、命令を出すところです。そのために線条体にはたくさんの神経伝達物質が集まっています。神経伝達物質の中で、パーキンソン病と関わりがあるものが、ドーパミンとアセチルコリンです。ドーパミンが減ってアセチルコリンが相対的に増加すると線条体からの命令が上手く伝わらなくなって、手足が震えたり、動作が緩慢になったり、筋肉がこわばったりします。ドーパミンの量がもとの20%以下になるとパーキンソン病が発症するといわれています。ドーパミンは、中脳の黒質の神経細胞で作られていて、完成したドーパミンは、線条体に分泌されます。黒質の神経細胞が何らかの原因で変化したり、萎縮したりするとドーパミンが減少して、線条体へ分泌される量も減少します。脳の働きが年とともに衰えるのと同じように、黒質で作られるドーパミンの量も年とともに少なくなってきます。しかしパーキンソン病では、黒質が急に変化して、ドーパミンも急に少なくなります。
●遺伝はあるか?
典型的なパーキンソン病は50歳以上の中高年で発症します。この場合は遺伝によるものとは考えられていません。パーキンソン病の5〜10%の発症で「家族性パーキンソン病」という遺伝的要因が考えられているものがあります。これは「パーキン」という遺伝子によるものと考えられていて、ほとんどが20代で発症するようです。
病気の進行は遅いとされていて、日本人に多く発症する傾向があるそうです。